奈良時代

歴史上の人物ひとりにスポットをあて

検証していくという番組で

「英雄たちの選択」というのがございまして

私はこれが大好きで

毎週予約録画をしております。

 

この”英雄”が戦国時代だったり

幕末だったりするとテンションが上がり

朝廷関連になるとほんの少しテンションが下がる。

ど〜も日本史は応仁の乱以降が

面白い気がするという偏食ですな。

 

今回の英雄は「光明皇后」。

 

奈良時代と言われると

大宝律令遣唐使

名前、特に下の名前がそもそも読めない人物が

やけに多く登場するという程度の

認識しかないという

本当にお恥ずかしいかぎりでございます。

 

テンションは下がるけれども

結果的に観終わると

「なるほどねー。」となるのが

この番組のすごいトコロ。

 

今回「へぇー」と驚いたのが

奈良時代に宮中で働く人々は

男女平等の完全な実力主義だったそうで

記録によると50代後半の女性が

年間320日出勤(?)していたというのが

残っているらしいから驚く。

 

ここで実績を重ねた女性が地元に帰って

今風に言えば

例えば同窓会があったりすると(まぁないけどね笑)

「マジで?お前、スゲーじゃん!

超キャリアウーマンじゃん!」とリスペクトされたらしい。

 

また女性が私財を持つのも許されていたとの事。

 

超リッチでバリバリ働くキャリアウーマンがいたわけですね、奈良時代は。

 

余談ですが

江戸時代は男女共、地位に関係なく

学問できる機会がありましたよね。

 

寺小屋システムがございましたから。

 

当時の江戸に限って言えば

男女共就職率が高く

識字率は確か90%程あったと思います。

ちなみに同時期のイギリスが25%。

 

黒船とともに

西洋文化が入ってきて

女性の地位が後退したと思っておりますけれどもね。

 

奈良時代のお話は非常に興味深いお話でございました。

 

因みに、当時は共働き夫婦が多かったそうです。

 

となると

家の事をするハウスキーパーさんや

子供のベビーシッターさんの雇用もあったのかな。

 

その辺が非常に興味が湧きますね。

調べたくなりました。