パーティー

今日の昼休みに観た

可もなく不可もない映画のワンシーン。

 

アメリカ映画。

 

3組の夫婦が

主人公夫婦の家にて

食事をしている。

 

「結婚6周年おめでとう」と、乾杯をする。

 

ホストである夫が

「僕はいつまでも変わらない

美しくて聡明な君がいて

本当に幸せだよ。」と、妻に言い

 

彼女にダイヤのブレスレットをプレゼントする。

 

「愛しているよ。」

 

そしてキス。

 

温かい眼差しで

そんな二人を見守る二組みの夫婦。

 

ちょっと思ったんですがね。

 

そんな二人を見ている他のご夫婦。

 

どういうお気持ちなんでしょうか。

 

こっぱずかしくないのでしょうか。

 

そもそも「結婚記念日」なんぞは、

家族以外の他人様を巻き込むのであれば

結婚50周年ならわからなくもない…けど、

6周年って…。

 

中途半端。小刻みすぎます。

 

ということは

結婚記念日は毎年、友人知人を招いて

お祝いをするのでしょうか。

 

あちらのお国では

その類のパーティー

しょっちゅうやっておられるのでしょうか。

 

映画では日常的に目にするシーンなので、

実際にやっておられるのでしょうね。

 

これ、実際のところ

お付き合いも大変だと思った。

 

既婚者の友人が一人いたら

少なくても

友人の誕生日

その配偶者の誕生日

そして結婚記念日

 

つまり友人一人につき

最低でも3回以上は

もれなくパーティーの出席義務が付いてくる。

 

それに加えて

会社の同僚、上司

数え上げた気が遠くなりますね。

 

私は娘時代…10代の頃ですね、

何度かあちらの方の誕生会に

出席したことがあります。

誕生会というには

結構、大規模なパーティーだったという印象。

 

当時、驚いた点が二つ。

 

①椅子もあったけれども

基本的には立食形式で

身の置き所がなかった。

 

②プレゼントを渡すと

相手は目の前でプレゼントを開けるわけですが、

包装紙を”ビリビリに破いた”ので驚いた。

 

①の自宅で立食形式というのは、

要するに、呼ばれた側は

勝手気ままに動いていいわけですが

慣れていないと困惑しますな。

 

②の包装紙をビリビリに破くというのは、

あちらでは普通の光景ですが

私はとても抵抗があるんですね。

 

丁寧に包んである包装紙は

テープの所をはがして

包装紙を広げる様にして

開けた方がいい…と、思うのは

私だけでしょうか…。

 

うちの母なんぞは

その包装紙を保管しておいて

例えばお野菜や果物を

おすそ分けをする時に

再利用したりしますから

 

娘時代に見たビリビリの光景は

カルチャーショックでございました。

 

いずれにいたしましても

パーティー過剰文化は

私はどうも苦手でございますなぁ。