邦画週間

私は朝、昼、晩と

一日3本は映画を観るのが習慣でございまして、

 

私の映画好きの影響から

スタッフの吉田ちゃんと平井ちゃんからなる、

映画倶楽部を作ったのが2年前。

 

彼女達も一日1本は観るのが習慣になっているため、

私が良品と思われる映画をピックアップして

 

せっせとDVDに焼いては渡すというのも日課

 

彼女達も2年で400本程の映画を観る様になると、

それぞれの好みが出てくるわけですな。

 

ハリウッド映画より欧州映画を好む平井ちゃんと、

オールマイティなんだけど

カット割りにうるさい吉田ちゃん。

 

その辺も考慮して

毎日、映画を観ながら

 

「二人に観せる価値なし」と

消去する作品もございます。

 

例えば

さすがにこの類は最近は少なくなってきましたけど、

同僚二人の朝の挨拶のシーンですね。

 

「お!営業部の田中君、おはよう!

妊娠4ヶ月の奥さんは元気?」

 

普通、同僚二人の朝の挨拶は

「おう!」とか

「おはよう!」であり

 

説明付きのセリフ!!!

 

この挨拶のシーンで

氏名:田中

部署:営業部

既婚、夫婦仲円満…等の情報を

全部、集約しているという…。

 

不自然ですし過保護すぎます。

観ている側も

そこまでバカじゃねぇってんです!

 

この様な映画はすぐに消去。

 

そうは言っても

需要は毎日1本が基本的原則でございますから、

自ずと2本は必要なわけでございまして

ストックはあると言っても

補充もしなければいけませんから

 

巣で待つヒナ鳥の為に

餌を探す親鳥の様な心境でございます。

 

しかし我々には一日に

(残念ながら)24時間しかございませんで

”餌探し”重視で映画を観ると

邦画から遠のいてしまう傾向もあり

 

ウィッシュリストに入れてはいるものの、

全く観る時間がない邦画リストがございます。

 

今週は邦画週間にしようと決めまして

 

まず、ノミネート回数が40を超えるという演技派の

香川照之氏から攻めていこうと思いまして、

 

予告編で期待していた

クリーピー偽りの隣人」(2016年)を観て、

思いっきり期待を裏切られ、

苛立ちを感じつつ

 

次に「ゆれる」(2006年)へ。

 

これは…久しぶりの大ヒットでございました。

 

いい映画に出会うと

エンドロールを見ながら

放心してしまうんですがね。

 

星5つの映画でございました。

 

しかしこれは

ずいぶん前の映画なんですなぁ。

 

邦画もいいっスね!

 

ちなみに

あの映画のラストシーンですが…、

あれは非常にいい終わり方だと思いました。

 

あなたは香川照之

バスに乗ったと思いますか?