アフリカ 3

車の国際免許を持っていても

ナイジェリアでの運転は

相当勇気がいるなぁと。

 

スピード制限が無い(!!)らしいのと

ドライバー同士の

譲ろう精神が皆無な様で

 

皆が我先にと運転するものだから

車同士がかなりの接近戦になり

自ずとクラクションも

鳴りっぱなしという感じで

 

ラクションなんぞは

「ありがとうございます。」合図で

ファ〜ン〜という程度しか

鳴らした事がない私としては

 

タクシーの後部座席に座っていても

カーチェイスさながらの運転に

冷や冷やいたしました。

 

ちなみに

あちらではタクシーは

表示もメイターもなく

一般車両と変わらないが

 

道端に立っていれば

あちらから近寄って来るので

そこで初めて

それがタクシーだと分かるわけで

 

その後は運転手さんに

目的地を伝え

値段交渉をする流れでございました。

 

空港に到着し

最初のタクシーとのやり取りで

相当、ふっかけられている予感がしたので

 

「いやぁー、無理無理っ!」と

半額に値切ってみると

いとも簡単に半額になったので

 

もしかするともっと値切れたのかしら…なんて

思ったり致しました。

 

「タクシーの運転手さんって

特別な免許がいるんですか?」と

聞いてみると

 

「うん、そうだね。

車の免許と車の登録証が必要だな。」と

してやったり顔をしたので

 

それって普通じゃねぇかよ…。

何でしてやったり顔をするんだよ…と

思ったり致しました。

 

現地滞在中

私の私設警護団は

5人まで膨れ上がったわけですが

 

移動は殆どが

トヨタの古いカローラのタクシーで

 

私と運転手さんを含めると

総勢7人になるわけですが

 

後部座席に4人

助手席に2人

乗っちゃってのタクシー移動だったわけですが

 

もちろん乗車人数の制限なんかも

ないそうですね。

だってスピード制限がないわけですから。

 

もう、何でもアリの交通事情でございました。

 

追記:

何て言う乗り物か存じませんが

こんなんもありました。

 

 

もちろん「し…死ぬな。」という程

物凄いスピードです(苦笑。