影響

「英雄たちの選択」は

毎週水曜日、楽しみにしている番組で

新しい史実が発見されるから驚く。

 

私の歴史好きは父からの影響で

彼は

「歴史は作家が書いた本はダメ。

(作家の)主観が入るから。

出来るだけ古文書や記録を読んで

自分なりに考察するべき」が

口癖でございました。

 

そうは言っても

歴史好きには必ず通る道が

司馬遼太郎でございますね。

 

ふと思い立つと

読み返してみたくなる作家。

 

しかし彼は確かに主観が非常に強く

信長嫌い、光秀好きは

文章から垣間見えたりしちゃう。

 

この歴史ですが

司馬遼太郎の時代には知られていなかった

新発見がどんどん出てきますから

今までの説とは全く異なる場合も多く

かつては愛読書だったものが

読めなくなってしまう事が多い。

 

斎藤道三織田信長の姑ですな)は実は

2人いたらしく

道三の父がある程度の地位を築き

その後を道三が継いだらしい。

 

となると

司馬遼太郎国盗り物語

読めなくなってしまうわけですなぁ。

 

さて

今朝、WOWOW

番組表をチェックしていたら

以前から気になっていた

ゴッホの半生をえがいた

映画が初放送。

 

しかし

ゴッホの映画は全て

ゴッホが自殺したという前提で

作られていますから

ど〜も観る気がしない。

 

ゴッホ他殺説を

絶対に支持する派なのでね。

 

フランスに保管されている検死書を見て

確信したんですな。

 

銃槍が左脇腹なんですよね。

 

ゴッホは右利きですから

拳銃で自殺するとなれば

右のこめかみに銃をあてるとか

口の中に入れるとかね。

 

左の脇腹を撃つって

逆に難しいわけでしてね。

 

自殺とされているのは

ゴッホが酒場の主人に

ゴッホはその上に住んでいたわけですね)

「自分で撃った。」と、言ったから

自殺って事になっているわけですよね。

 

なのでゴッホの絵画は好きですが

映画は観られないという。

 

夫あたりはおそらく

「本も映画も作品として

楽しめばいいんじゃないか」と

言うと思うんですけれども

 

熱狂的な父親大好きっ子の私は

いまだに彼の影響を受けてしまっております。

 

困ったものです。