ダリ展へ

日曜日は夫と二人で

国立新美術館でダリ展を見てきました。

 

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ダリ展も終盤ですから

そんなに混んではいないだろうなぁ‥と、思っていたら

大混雑でした。

 

50分待ち。

 

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また若い方が多かったですね。

 

ダリの作品と言えば

シュールレアリズムの代表‥”らしい”ですね。

 

シュールレアリズムがあまりわからないのでね。

うんちくが言えないんですがね。

 

要するに、彼の作品は好きなんです‥。

 

今回は250点に及ぶ作品がありまして

日本では過去最大規模の回顧展らしいですね。

 

ダリと言えば

絵画と彫刻しか存じませんでしたが

ジュエリーデザインや

演劇やバレエの舞台装置等

様々な分野で活躍されたそうですねぇ‥天才だわ。

 

バレエの舞台装置をダリが手がけて

衣装はあの、ココ・シャネル!というのもあって

ダリとココ・シャネルが打ち合わせをしたのかしらん!と、

興奮しました。

 

ダリと言うと

その奇行とも思えるパフォーマンスが有名ですが

 

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その仕掛け人でもあった

ダリの敏腕プロデューサーでもあり

インスパイアの源でもあり

最大の理解者でもあり

妻でもあったガラの存在は忘れてはいけませんね。

 

どちらかというと内気であったダリ(これ映画からの情報ですがね)が、

25歳位(だったと思う)の時に、知り合ったのが

当時、人妻だった10歳年上のガラですね。

 

たちまち恋に落ちた二人は

その後結婚するわけですね。

 

このガラという女性の興味深いのは

若い男性芸術家が好きだったそうで

性に対してもとても奔放だったらしい。

 

この癖は晩年になっても治る事はなかったそうで、

悪妻なんて言われる原因のひとつなんでしょうか。

 

しかし

夫婦の事は夫婦にしかわからないわけでして

夫のダリがどう思っていたかはわかりませんが

亭主が黙認(?)しているわけですから

他人がとやかく言う事ではないですね。

 

そもそもこのガラという女性は

ダリにとっては

絶対的な存在だったと思うんですよ。

 

彼にとっては聖母マリアだったのでしょうか。

 

彼のガラへの絶対愛がひしひしと伝わる作品も

数々とありました。

 

ですから

彼女が死んだ後はダリは生涯、絵を描いておりません。

 

写真を見ると

絶世の美女‥ではないガラですが

ダリを含めた大勢の芸術家達を魅了する

独特な魅力があったのでしょうね。

 

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