共通の…

共通の趣味、それもオタク級に

その趣味を愛している方とお話が出来ると

非常に盛り上がって楽しい反面

 

ちょっとした部分で

解釈の違いがあったりすると

それが例えば映画だったりしますと

映画愛が強すぎるので

感情的になってしまい

最悪の場合、口論になったりする事がある。

 

先日も映画好きの知り合いと

キューブリック監督の事を

LINEでやり取りをしていて

 

最初は

「そー!そー!」と

盛り上がっていたのですが

 

監督の映画の解釈が

互いに異なる部分があり

そこはこれまた互いに譲りませんから

 

LINEでのやり取りが

段々激しくなり

 

最後には

「もう、暫く連絡を取るのを

やめましょう。」になった(苦笑。

 

IQ200越えと言われている

キューブリック監督の事で

 

サル並のIQの2人が

喧嘩をしているわけですから

よく考えてみると

馬鹿馬鹿しい限りでございますな。

 

そういった意味では

うちの夫は最高の話し相手でございます。

 

そもそも互いの趣味が全く異なりますし

彼は聞き上手でございますから

私が喋りたいだけ喋って

 

「あ、眠くなったからじゃあね。」と

電話を切って終了。

 

こちらとしては都合がいい。

 

彼との間で

一つだけ共通項がございまして

落語の5代目志ん生愛が凄すぎる件。

 

彼の息子の三代目志ん朝もしかり。

 

昨日、落語好きの友人と

長電話をしておりまして

 

彼の立川談志愛がすごくて

うん、うん、と聞いていたんですがね。

 

談志の落語も素晴らしいんですが

例えば私の好きな志ん朝の落語は

談志とはどちらかと言えば

体格線上にある落語でございますので

釈然としなかったわけですなぁ。

 

因みに談志が

「金を払ってでも聴きたい落語は志ん朝。」と

言っておりましたので

互いにリスペクトを

していたのでしょうけれどもね。

 

さて釈然としなかった私は

深夜に夫に電話。

 

叩き起こす。

 

「火焔太鼓(落語のタイトル)なんだけどさぁ〜」

 

相当眠そうでしたがお構いなし。

 

結果的に彼の志ん生愛も強いので

一時間程、付き合ってくれました。

 

有難い事でございます。