異文化交流

アメリカ人というのは

ステレオタイプがありませんから

アメリカ人の友人が〜」と、言われると

 

住んでいるエリア、人種、宗教、

もっと言うと共和党支持なのか

民主党支持なのか

 

その程度の情報がないと

全くその方のイメージが湧きません。

 

さて

昨日はアフリカ系アメリカ人

民主党支持のカトリック

ロサンジェルスそれも

比較的貧困層のエリア出身の方で

現在は銀行のシステムエンジニア

(何度聞いても仕事の内容がよくわからない分野(苦笑)の方と

 

この辺では有名な

「チョーハン」と言う焼肉屋さんに

行ってまいりました。

 

牛タン、カルビ、ハラミ、ロース

まずこの辺と

私の好きなレバーとホルモンを注文したわけです。

 

しかしですねぇ

彼は肉を焼き過ぎるんですなぁ。

 

ヒヤヒヤしてしまい

「ちょっと!焼き過ぎ!」と

何度も言うわけですが

 

「このカリカリの食感がいいんだよ。」と

特上ハラミを

少し焦げたカリカリのベーコン状態まで

焼くわけですな。

 

あ”ーっ!!!勿体無い!!!!

 

「あのねー!日本の焼肉は

そちらのお国のBBQとは違うんだよ。

そもそも肉の質がいいんだから。」と

 

サッと火を通したお肉を渡し

「騙されたと思って食べてみなさいよ。」に

 

一口食べた彼は

「not bad .(まぁまぁだな)」と言い

また、焦げたカリカリのベーコン状態まで焼くものだから

 

not bad だとぉ?!!!!

 

イライラを通り越して

諦めてしまいました。

 

ちなみにアフリカ系アメリカ人の方は

レバーやホルモンの内臓は

あまり好まない傾向にあります。

 

奴隷制度がまだあった頃に

肉の上質な部分は白人が食し

捨てられる部分の内臓しか

黒人の方々は食べられなかったという背景もあり

 

現在でも貧しい地区の人達は

内臓を食べるそうで

内臓を使った料理をソウルフードと言うらしいですな。

 

南部では伝統料理としてございますね。

 

彼はレバーはホルモンは

貧しかった幼少期を思い出すそうで

 

「あまり食べたくない。」と言っておりました。

 

異文化交流。

 

焼肉屋さんは避けた方がよろしいかと思います。

 

相当イライラ致します(苦笑)。