流儀?

御朱印行脚、順調でございます。

 

一ヶ所の神社仏閣で

複数の御朱印を揃えている所では

「全部ください」という事にしているので

5月16日から始めましたけど

御朱印帳、そろそろ一冊が終わります。

 

今回の日曜日は

予定を組んでいたわけですが

アポなしで友人が来たので断念。

 

今日の火曜日は

待合室の工事があり

殆ど予約を入れなかったので

時間がございまして

 

御朱印の大先輩である

スタッフの柴ちゃん

前橋の総社神社に連れて行ってもらいました。

 

私は元来、

無神論者と申しますか

初詣に最後に行ったのは20歳の時ですし

 

昭和の最後の侍だと思っている白洲次郎氏の

「葬式無用 戒名無用」という遺言が

かっこいい〜!と思っていて

 

私の遺言もそれを真似して

散骨してもらう予定ですし

 

大殺界だとか厄年だとか

あまり気にした事がなかったわけですな。

 

そんなものは

私の強運で乗り切るっ!と

思っていた節がございます。

 

しかし

神社仏閣巡りをしていると

 

いや…ちょっと待てよ…。

やっぱり何かあるのかなぁ…と

思う様になりますな。

 

今日の総社神社で

柴ちゃん

「先生、方位よけした方がいいですよ。」と、言われ

 

何やら私の生まれた昭和42年生まれは

私の承諾なしに(?)

厄介な事になっているらしい。

 

 

以前なら笑い飛ばしていたわけですが

何と申しますか

不思議なもので

いい気持ちはしなかったと申しますか

とても気になってしまい

 

柴ちゃん!どうしたらいいのよぉ?」と、

半泣きになり

彼女の勧めでお守りとお札を買いました(苦笑。

 

でも気持ちのいいものですね。

 

私の実家と申しますか

昭和の時代を思い出したりしております。

 

実家には仏壇と神棚と屋敷稲荷がありまして

明治生まれの祖母が

電子ジャーを信じていませんでしたから

毎朝、窯で炊いたお米を御櫃に移して

 

仏壇用、神棚用、屋敷稲荷用に

炊き立てのお米を

それ専用の小さい器に移して

それぞれにお供えするのが

毎朝の習わしでございましたし

 

そして

何か大切なイベントの前は

仏壇の前でお線香をたてて手をあわせ

神棚の下で手をあわせ…というのは

日常的な事だったと思います。

 

特に祖母と母は熱心にやっておりましたから

私は反面教師で断固として抗っておりましたが

50歳を過ぎて

段々と実家の流儀に似てきたのかもしれません。