見栄っ張り

昨日書き込みした

8K TVの1000万円事件。

 

勧めた張本人の姫野先生も

相当びっくりした様で

 

「それは流石に無理ですね。」という事に。

 

SONYとのやりとりは

店舗ではなく電話で本当に良かったと思います。

 

「高っかっっっ!!!!!」と

顔色が変わったのも悟られませんでしたしね。

 

私は見栄っ張りなので

少々高いと思っても

「はい。」と、顔色を変えずに

昔はカードを出してしまう癖がございました。

 

今はそんな事はございませんけれどもね。

 

ハイブランドの洋服というのは

値段のタグがついておりますが

非常にわかりにくい。

 

首や手首の辺りに値札として

小雑誌の様な取説がぶら下がっており

 

その取説の内容が

英語、フランス語、イタリア語等多数あり

延々とページをめくっていくと

最後の方に値段が記載されております。

 

これ試着室に入って着替える場合は

必死でページをめくりますが

 

コートなどは

そのまま店内で店員さんが羽織らせて下さるので

値段がわからないわけですね。

 

おおよその値段の下調べはしていくわけですが

 

「五井様に、とっておきの商品がございます。」と

 

想定外の商品を

奥から出されたりすると

冷や冷やいたします。

 

「”とっておき”いらな〜い!

いくらよぉう〜(涙。」と

不安になるが

値段もチェック出来ないし

 

「お似合いでございますね。五井様。」なんて

世辞を言われても

生きた心地が致しませんな。

 

亭主なんぞは自分の懐が痛む訳ではないから

 

「似合うじゃん。

両方買いなさいよ。」なんて平気で言うから

殺意を覚えますな。

 

「だ〜ってろ!!」と思う。

 

冷や汗をかきながら

鏡を見つめ

 

「悪くはないけど‥、

このタイプのは持っているしなぁ‥」なんて

店員さんに聞こえる様に

独り言を呟いてみたりする。

 

基本的にはあまり買う事に対して

乗り気ではない‥という

防御線をはるわけですね。

 

そしてさり気なく(ここ重要!)

えぇ‥本当にさり気なく

「おいくら?」と聞く。

 

値段を聞いて

「えっ?!!!!!」とドン引きしても

 

「ふぅ〜ん。」と

 

大した事ないわ顔をする。

 

この私の大した事ないわ顔は

実は大した事が大アリ顔で

亭主も同じく値段にドン引きしておりますから

ここでは流石に彼も呑気に口を挟まない。

 

夫婦の阿吽の呼吸ですな。

 

結果的には

退屈そうなフリをして

「今回はこれはいらないわ。

さっきの方でお願いします。」と

お断りに成功するわけですけれどもね。

 

そんな滑稽な攻防を

していた時代もございましたなぁ。

 

余談ですが

コロナ前の時期ですが

私が必死でこんな買い物をしている横で

中国人観光客の方は

 

「えぇっ?ここ、しまむら?」と

思う位の爆買いをしている風景を

よく目に致しました。

 

超富裕層の方々なんでしょうなぁ。