タッチパネル

以前から気になっていた事がございます。

 

お酒や煙草をコンビニで購入する際、

レジの画面に

「年齢確認」のタッチパネルを

押す必要がございますね。

 

あれにタッチするのを

拒む人がいる…という噂。

 

中には激昂する人もいるという噂。

 

実際にその現場を

目撃したことがないので

疑心暗鬼でございました。

 

免許証等の身分証明書の提示だと

個人情報の問題もありますし

いちいち財布から出してと

一連の操作が面倒ではございますが

 

コンビニのそれは

ピッ!と、触るだけでございますから

拒否してやり取りをする時間が

勿体無い気がするんですなぁ。

 

これはやはり

事の真相を

現場の方に聞いてみる必要がある!と、

天を仰いだ。

(↑本当にヒマなんですね…。)

 

先日の昼休みに高崎で友人に会い

帰り道に某有名コンビニへ行ってみた。

 

幸い、お昼時を過ぎていたせいか

店内も混雑しておらず

レジに並んでいる方はいなかったので

 

蒟蒻ゼリーと晩酌用のハイボールを購入。

 

レジで年齢確認のタッチパネルをタッチ。

 

カードで支払いを済ませ

私と同世代とお見受けするレジの女性に

 

「ちょっと伺いたいんですけれども、

年齢確認のボタンをタッチしない方って

本当にいらっしゃるんですか?」と、聞いてみた。

 

その女性はとても気さくな方でして

「いらっしゃいますよ。」と、

色々と教えて下さった。

 

もう一人の若い女性のスタッフさんも加わり、

赤裸々な体験談を伺い

「へぇ〜。」

「あらぁ〜。」

「ホントにぃ〜?」と、

完全に井戸端会議になっておりました。

 

比較的ご年配の男性に多いらしい。

 

対処としては

ひたすらタッチして下さる様に

お願いするらしい。

 

ご苦労されておられるのですね。

本当に気の毒だと思った。

 

しかしその反面

 

何となくその拒否したくなるお気持ち…、

「日本の高度成長期を支え

一生懸命に働き

住宅ローンを払い

子供達を一人前に育て上げた

そんな俺が!

どう見ても未成年ではないだろ!」と、

言いたいお気持ちは

わからないでもないですけれどもね。

 

貴重な”現場の声”を伺った後

一度、レジを離れ

再度、レジに戻り

タバコを買い

 

タッチパネルの表示が出た時に

「タッチしたくありませんっ!」と

お約束の発言をした。

 

レジの方が大爆笑して下さいました。