交渉

友人夫婦の

今年の春から高校2年生になる息子さんが

春休みということで

少し前から遊びに来ております。

 

そんなわけで

仕事の後もバタバタとしており

ブログのアップがままならない

今日この頃でございます。

 

彼とは

彼が小さい頃から

仲良しでございまして

 

高校生になった現在、

普通の会話が出来ますから

非常に楽しゅうございますな。

 

〜じゃね?

〜よくない?

 

という類の

言葉の言い回しも

聞いていて

非常に面白いですし

 

とても利発な子でして

お洋服や小物のセンスも良く

話していてとても楽しい。

 

「あのさぁ〜、

俺ってSONYが好きだったんだけど

やっぱりiPhoneっていいよね。

7が防水になったでしょ。」と、彼。

 

「左様でございます。

iPhoneは最高でございます。」と、

ニヤリとする私。

 

16歳と50歳の”友達同士”は

iPhone談義で盛り上がる。

 

しかし彼のiPhoneへの

機種変更計画の

最大の難関は両親…特に

しっかり者の母親でございます。

 

どちらかといえば私は、

彼よりも彼の両親との付き合いの方が

長ぅございますから

 

控えめではあるけれども

しっかり者で

働き者の母親を思い出すと

 

「まぁ…許可が出るのは

相当厳しいわね。」と、彼に言った。

 

形勢は彼に相当不利でございました。

 

①高校2年に進級しただけで

大学合格や就職等の

ビックイベントではない。

②現在のスマホを機種変更して

約1年。

 

②に関しましては

まだ分割が残っている状態でございますから、

この時期の機種変更は無茶ではございます。

 

しかしながら

私は親になった経験はございませんが

子供歴は50年やっておりますし

お恥ずかしい話ではございますが

若かりし頃は

親のスネをかじり倒し

その辺は

筋金入りでございますんで

 

「どうしても欲しい!!」という

彼の気持ちもわからないでもない。

 

先日、息子の顔を見に来た両親と

息子との

iPhone交渉が始まりました。

 

同席していた私は

彼は私の子供の頃にそっくりで

何やら懐かしい光景だなぁ…と、思ったのと

 

「何を言ってるのぉっ?!

まだ分割だって残っているのに!」と、

ごもっとも発言をする母親と、

 

ニヤリとして

「だから俺はiPhoneにしろって

言っただろ?」と

やや場違い発言をする父親がいて、

 

二人はとにかく働き者で真面目一筋ですから

自分の両親に似ているなぁ…と、

少し胸がキュンと痛くなったりして。

 

結果的には

現在のスマホの分割が

完済するまでは

お小遣い停止という条件の元

iPhone交渉が成立致しました。

 

この感じ、私とそっくりだわ…。

 

しかしですねぇ、

いつか「嗚呼…。」と、

後悔するんですけれども

その時には親はいないだなぁ…。

 

私はもう一度だけ

父に会えるのであれば

「本当にごめんなさい。」と

謝りたいですね。

 

そんな事を考えたりした

週末でございました。