何事にも興味津々で
猪突猛進するのは父親譲りかと。
結局のところ
手に入れるまでは
諦めきれない性格でございますんで、
散々、大騒ぎをして購入し
昨日、届きました。
フイルムカメラ、
Nikon FM3A。
スタイリングが好きです。
もう製造していないものなので
本体が中古しかないわけですが
程度の良い物が欲しかったので
相場価格なるものより
若干高めではございましたが
箱と備品も全て付いていて
カメラ本体に傷１つないく
内部の状態もとてもいいとの事で
大満足でございます。
フイルムカメラか…。
つくづく眺めて
懐かしいなぁ…と。
昔はフイルムカメラは
当たり前でございましたからね。
家族旅行に行くと
必ず観光名所を背景にして
家族全員横一列に並び
直立不動。
父がNikonのカメラで撮る。
「今度はチコが撮りなさい。」と、
カメラを手渡たされ
父が交代で被写体に。
小学生の私には
とてもカメラが重く感じ
シャッターを押すのも必死でしたね。
「脇を締めればいいんだよ！」
「あ”ーっ！今、腕が動いたな！ブレたぞ！」
カメラを完全に固定した状態で
右手の人差し指だけ
そっと動かすのに
ドキドキいたしました。
そのカメラは
私の結婚式の時にも活躍いたしまして
やはりカメラ好きだった
夫の父は
最新のデジタル一眼レフで
撮影してくれたわけですが
私の父のは古いフイルムカメラでして
嬉しそうに
カシャカシャと私を撮っておりまして
当時の私は
「もう…お父さん、
今時、フイルムカメラなんて
格好悪いなぁ…。」と
とても恥ずかしい気持ちがしたのですけれども
私の無知ゆえの
若気の至りですね。
彼は物をとても大切にするのと
フイルムカメラが好きだったのでしょうね。
申し訳ないと思っています。
なんだかんだと言っても
蛙の子は蛙。
父に似た趣味を持つ様になりますな。
