伝記映画は
「期待して観てはいけない法則」というのを
勝手に作っております。
作品としては100点ではないけれども
演技が150点!というのが
メリル・ストリープ先生主演で
イギリス元首相のサッチャーを演じた
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(2012年)
作品も演技も150点!凄いっ!ってのが
「ティファニーで朝食を」や
「冷血」の著者である
トルーマン・カポーティを演じた
「カポーティ」(2006年)
コリン・ファースが主演で
イギリス王ジョージ6世を演じた
「英国王のスピーチ」(2010年)
これ位ですかねぇ…。
後はむしろその方の
ドキュメンタリー映画を観た方が面白いかと。
今回、iTunesで
ナタリー・ポートマンが主演で
ケネディ元大統領の奥様だった
ジャクリーン・ケネディを演じた
「ジャッキー」が配信されまして
レンタルにしようか
購入しようか
迷ったんですがね。
うちのスタッフからなる
映画倶楽部の吉田ちゃんは
ケネディ関連が好きなのでね。
後で彼女に観せてあげたいと思ったのと、
ノミネートされましたのでね。
清水の舞台から飛び降りて購入。
映画の感想としては
清水の舞台から
飛び降りたはいいけれども
即死した…とでも
申し上げておきます。
ジャクリーン・ケネディ(ジャッキー)は
ギリシャの海運王のオナシスと再婚しますが
その時に送られたエンゲージリングが
17.68カラットのルビーを
1カラットのダイヤが取り巻いたっていう
すごいリングが送られていますね。
また40カラットのイヤリングとかね。
どんだけ大きいのが想像が出来ないんですがね。
もう、そんなでかいダイヤのイヤリングって
耳たぶが切れちゃうんじゃねぇのかなぁ…なんて思ったりして。
しかしこの結婚は
オナシスとしては対アメリカのビジネスに有利。
ジャッキーとしては経済的に有利。
そんな邪推がよぎったり致します。
オナシスが本当に一番愛したのは
伝説のオペラ歌手のマリア・カラスだったんじゃないでしょうかね。
マリア・カラス側からの
その辺の所にフォーカスした
映画はございますけど
三人の関係性を
更に深く掘り下げた映画は
まだ作られていなかったと思います。
この辺をフォーカスして
映画「ジャッキー」を作って頂いた方が
私も即死せずに済んだかもしれませんなぁ…。