9分19秒

2015年のアカデミー賞

豊作でございました。

 

「バードマン あるいは

(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は

映画史に残る逸品であったと言っても

過言ではないと思いますし

 

6才のボクが、大人になるまで。」は

アメリカ版「北の国から」ですね。

とてもいい作品でございました。

 

「グランド・ブタペスト・ホテル」も

ウェス・アンダーソン監督らしい

2002年の

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を彷彿させる

絵本の様な演出は大好きでございます。

 

アメリカン・スナイパー

イミテーション・ゲーム

「グローリー」

博士と彼女のセオリー

 

これらは実話ですから

間違いがない。

 

さて…やっとiTunesで発売になったのが

「セッション」

 

2015-10-21 9.41.30

 

予告編がすごいんですけれども

予告編というのは

それを専門に製作する会社もございますから

いいモノを作る。

 

ので、

「騙された!!」という経験もある。

 

しかしですね…

「ラスト9分19秒ー

あなたは映画史が塗り替えられる瞬間を目撃する」という謳い文句。

 

で、観ました。

 

あまり詳細を述べてしまうと

ネタバレになってしまいますので

詳しい事は申しませんが

 

「目で音楽を聴いた」のは

初めてでございますね。

 

また 9分19秒の中での

 

”I’ll cue you”

「合図するから。(お前は黙っていろ)」

には、

 

シビれてしまいました。

 

観終わって余韻に浸り

ふと、立ち上がり

台所へ行き…お箸を持ってきて

 

ラストの9分19秒を

大音量で何度も再生しながら

エアードラムをしたのは

言うまでもありません。

 

朝の3時にいい加減にしてくれよ…と

ソファで寝ていた犬達は

寝室へ避難しておりました。