新しい単語?

英語もどんどん新しい単語が造られて

それが定着致しますね。

 

例えば

Google」は

「ネットで検索する、調べる」と

動名詞になっておりますし

 

それが更に日本に輸入され

ググる」と、定着しております。

 

先日また

新しい単語が造られた

歴史的瞬間を観ました。

 

あれは2億人の人が観ましたから

今後、定着する可能性がございます。

 

「アイ、トーニャ、史上最大のスキャンダル」という映画が

今年のアカデミー賞の各部門でノミネートされ

助演女優賞アリソン・ジャニー

選ばれましたね。

 

2018-03-20 15.26.39

 

この映画は

1994年、リレハンメル五輪のフィギアスケートで

非常に話題になった選手、

トーニャ・ハーディングの半生を

描いた映画です。

 

これは当時非常に話題になりましたので

私も鮮明に覚えております。

 

アメリカの代表だったトーニャ・ハーディングが、

自分の友人に頼み

同じく代表だったナンシー・ケリガンを襲撃して

怪我を負わせたという事件。

 

2018-03-20 15.29.30

 

背のスラリとした優等生タイプの美女

ナンシーに比べて

 

少しガッチリ体型で

感情の起伏が激しいワガママなトーニャを

 

テレビの画面越しに冷ややかに観ていた

記憶がございますね。

 

これが有名な映像ですね。

2018-03-20 15.28.59

2018-03-20 15.28.38

 

しかしこのトーニャ・ハーディングの背景には

彼女が小さい頃から

勝つためなら手段を選ばず

暴力もいとまなかった母親

ラヴォナの存在があったそうです。

 

そんな彼女の半生を描いた今回の映画ですが

 

英語タイトルが

「I , Tonya」となっております。

 

さて

アカデミー賞授賞式の

主演女優賞を発表のプレゼンテーターとして

ジョディ・フォスター

ジェニファー・ローレンスが出演。

2018-03-20 15.19.50

ジョディ・フォスター

松葉杖をついておりまして

 

(ジョークで)

メリル・ストリープ

暴力をふるわれた。」というのを

 

She “I , Tonya” me と、言い

会場は爆笑。

 

この映画では暴力的な母親が

非常に印象的なので

あえての “ I. Tonya”だったと思われ

 

となると

I,Tonya=暴力をふるわれる

となるわけで

 

なるほどね…こうやって

新しい単語が造られていくのね…と

ちょいと感心してしまいました。

 

定着するのかどうかは

わかりませんが

 

ちなみに

三単現のSは使わないようでございますね。