英語もどんどん新しい単語が造られて
それが定着致しますね。
例えば
「Google」は
「ネットで検索する、調べる」と
動名詞になっておりますし
それが更に日本に輸入され
「ググる」と、定着しております。
先日また
新しい単語が造られた
歴史的瞬間を観ました。
あれは2億人の人が観ましたから
今後、定着する可能性がございます。
「アイ、トーニャ、史上最大のスキャンダル」という映画が
今年のアカデミー賞の各部門でノミネートされ
選ばれましたね。
この映画は
1994年、リレハンメル五輪のフィギアスケートで
非常に話題になった選手、
トーニャ・ハーディングの半生を
描いた映画です。
これは当時非常に話題になりましたので
私も鮮明に覚えております。
アメリカの代表だったトーニャ・ハーディングが、
自分の友人に頼み
同じく代表だったナンシー・ケリガンを襲撃して
怪我を負わせたという事件。
背のスラリとした優等生タイプの美女
ナンシーに比べて
少しガッチリ体型で
感情の起伏が激しいワガママなトーニャを
テレビの画面越しに冷ややかに観ていた
記憶がございますね。
これが有名な映像ですね。
しかしこのトーニャ・ハーディングの背景には
彼女が小さい頃から
勝つためなら手段を選ばず
暴力もいとまなかった母親
ラヴォナの存在があったそうです。
そんな彼女の半生を描いた今回の映画ですが
英語タイトルが
「I , Tonya」となっております。
さて
アカデミー賞授賞式の
主演女優賞を発表のプレゼンテーターとして
ジェニファー・ローレンスが出演。
松葉杖をついておりまして
(ジョークで)
暴力をふるわれた。」というのを
She “I , Tonya” me と、言い
会場は爆笑。
この映画では暴力的な母親が
非常に印象的なので
あえての “ I. Tonya”だったと思われ
となると
I,Tonya=暴力をふるわれる
となるわけで
なるほどね…こうやって
新しい単語が造られていくのね…と
ちょいと感心してしまいました。
定着するのかどうかは
わかりませんが
ちなみに
三単現のSは使わないようでございますね。