昔流

前回も書き込みした

写真を撮ると自動的にシワを飛ばしてくれる

脅威のアプリ、SNOWでございますが

お若い方に伺うと

 

色々なアプリを使って自撮りするのは

「当たり前」だそうで

オリジナルのカメラで撮影するなんて

「ありえない」んだそうな。

 

この現象が

世界規模なんだなぁと思ったのは

SNOWが動名詞になっておりますね。

 

25歳、イギリス在住の青年。

 

先日チャットをしていたら

 

“Don’t SNOW.”って

言ってましたから。

 

要するに

「SNOWじゃなくて

オリジナルの写真を撮って。」って事ですな。

送った写真が加工済みなのは

承知している様だ。

 

その彼に色々と聞いてみると

お若い方同士は

最初から写真にフィルターがかかっているのが

互いに わかっている様ですね。

 

フィルターにかけた写真を通して

ネット上で知り合って

まだ本物、現物の確認する前に

交際を始めるんだそうな。

 

「で、今の彼女は

付き合って3ヶ月なんだよね。」だそうだ。

 

だって会ってないんでしょう?

 

「彼女はドイツにいるからね。」

 

わかんねぇ…。

 

フィルターで加工した写真と

チャットの文面と

電話だけで

相手の何がわかるんでしょうか。

 

実際に相手に会わないと。

 

そしてデートの時にお相手の所作に

新たな発見もあったりする。

 

例えば彼が煙草を吸う仕草、

 

そして車を運転する彼が

バックをする時に片手を助手席にまわしますね。

あの仕草もいい。

胸がキュンとなる。

 

食事をしてお会計をする時に

一応は財布を出して

「あの…私の分は自分で…」と

払う”振り”をすると

 

「あ、いいから…。」と

スマートにご馳走して下さったりね。

 

また

その逆のパターンもある。

 

がっかりさせられるパターン。

 

食べ方がび〜〜っくりする位、キタナイとかね。

 

またこれは実際に私が経験した事

30年程前ですね。

 

初デートで

茶店で互いにケーキセットを注文。

 

それが800円でございまして

一応はレジで彼が会計を済ませ

外に出てから細かいお金がなかった私は

1000円札を出した。

 

するとその方、「あ、そう。」と言って

それを受け取ったんですなぁ。

 

うわうわうわ…小っさいなぁ…お前!

どーでもいいけど、釣り返せ!

と、言いたかったけど言えず

嫌な思いを致しました。

 

しかしそれも恋愛の醍醐味。

 

私は今流のオンライン上での恋愛って

全く理解出来ないオバチャンでございまして

昔流がやっぱりいいなぁと。