ねねが…

「英雄たちの選択」は

楽しみにしている番組の一つでして

今回は大好きな

黒田官兵衛についてでございました。

 

関ヶ原の戦いはあの関ヶ原だけではなく

実は九州でも同時期に

徳川家康指示の元、九州を舞台にした

第二の関ヶ原の戦いがあったとの指摘が

非常に興味深いものでございました。

 

 

番組で紹介された

九州地方の勢力図を見て

ふと

加藤清正が東軍、つまり

徳川方に味方をしていたのを思い出し

 

何でだろ…と、素朴な疑問。

 

加藤清正

早くに父親を亡くして

10歳くらいの時に

母と共に

豊臣秀吉に身を寄せ

 

秀吉の事を父の様に慕っていたわけですから

本来であれば

西軍、すなわち豊臣方に

加勢するかと思いきや

敵の徳川方についた。

 

この理由としてよく言われるのが

石田三成嫌いってやつ。

朝鮮出兵の時のいざこざ問題ですね。

 

しかしですねぇ

ここで私の仮説でございますが

ねね(秀吉の本妻)の口添えが

あったんじゃないかなぁと思うんですね。

 

「清ちゃん

あなたねぇ、今回は徳川方に

味方してくれないかしらねぇ」と

LINEをしたと思うんですなぁ。

 

清ちゃんつまり加藤清正にしてみれば

ねねは小さい頃から

可愛がってもらった母の様な存在。

 

ねねの晩年にも

彼はよく会いに行っていたらしいですから

その関係性は確かかと。

 

そんな母の様な存在に頼まれれば

清ちゃんはノーとは言えない。

 

では秀吉の本妻であるねねが

何故、敵方の徳川についたか。

 

これはですねぇ

本妻をされておられる方なら

容易に想像できるかと存じます。

 

貧乏だった夫のビジネスを支え

二人三脚で一生懸命

会社を大きくするわけですよね。

 

妻は時には夫の代わりに

社長代行も務め

社員の家族の面倒もみて

尽力して会社を日本一にする。

 

ところが夫は

会社が安泰になると

次々に愛人を作り

いよいよ淀という

織田信長の血を引く

若い綺麗な女性に

子供を産ませちゃう。

 

そして夫が死んだ後

その子供が

夫の会社の社長となり

愛人の淀が会社を我が物顔で

取り仕切る様になる。

 

そりゃねー

本妻は面白くないと思うんですよね。

 

私だったら

「誰のおかげで

会社をここまでにしたと思っているのよ!」と

言いたくなる。

 

だったらいっその事

こんな会社、潰してしまえ!となる。

 

元々夫と一緒にゼロから始めた会社。

ゼロに戻しちまえばいい。

 

女性は一度腹をくくると

その辺はブレませんからね。

 

そんな時に徳川家康から

「ねねさん、お久しぶりです。

あなたのご心中お察ししますよ。」とLINEがきたら

 

徳川方につきますな。

 

結果的に徳川が勝ち

徳川政権になった後も

 

家康はねねをよく気遣い

LINEのやり取りや

お食事会はよくあったそうですしね。

 

となるとねねは

清ちゃんだけでなく

他にも尽力したんじゃないでしょうかね。

 

そんなチープな仮説を空想しながらの

昼休みでございました。