DASHI

NHKBSで

毎週土曜日の朝に放送される

COOL JAPAN」という番組を

最近、観るようになった。

 

各国の在日外国人を集めて

日本文化を検証していく番組。

 

基本的には

「日本ってすごくね?」が

根底に構成されている番組なので

日本大好きな私としては

心地よく観られます。

 

また

登場する外国人の方々が

基本的には親日派なので

それも心地いい。

 

今日、12月4日の放送は

「おでん」についてでございまして

おでんは明治20年に東京で大ブームとなり

 

その後、関東大震災があり

それぞれのおでん屋さんが

地方に移住しておでん屋さんを開業して

全国的に現在の「おでん」という形態を取ったのだそうな。

 

そして

参考になったのが「ちくわぶ」。

 

当時、魚のすり身で作った「ちくわ」が

高価だったので

小麦粉でちくわっぽく作ったのが「ちくわぶ」だそうな。

 

要するにグルテンのカタマリなので

糖質制限をしている人は

絶対に食べてはいけないわけですなぁ(苦笑。

 

因みに

このちくわぶ

関東限定らしい。

 

そんな豆知識も学べるので

この番組は好きでございます。

 

さて

我々、日本人が普通に扱う「出し」。

 

これは日本だけのものでございまして

英語に訳せません。

 

だし、出汁、と辞書をひくと

スープとかスープストックになっちゃう。

 

出しの概念がないんですねぇ、海外の人は。

 

今朝の番組の外国人の方々は

英語で喋るわけですが

訳せないから「DASHI」と言っておりました。

 

その辺も感心しました。

 

だしは日本料理の基本中の基本でございますから

カツオ、マグロ、アゴ、コンブ、煮干し‥等

まずだしを取りますよねぇ。

 

日本に長く在住して

日本人より日本人っぽい外国人の方もおられますし

あくまでも仕事のためにいるだけという方もおられます。

 

どちらでもよろしいかと思うんですが

 

「”だし”って知っている?」と聞いてみると

その外国人の方の

日本大好き度がわかる指標になるかと思います。