タレントの千秋は
自分の娘が小さい時に
物語の
「シンデレラ」は読ませずに
「オズの魔法使い」を読ませたそうだ。
王子様を待っている女性ではなく
自分で自分の道を開拓出来る女性に
なって欲しいという理由だそうだ。
幸せが訪れるのを待つのではなく
自分で努力して得るべきという事ですね。
私の知人で
とても綺麗な女性がおりまして
女子大卒業後
ハイブランドのアパレルに就職した人がいます。
理由としては
「富裕層しか買い物に来ないから。
また富裕層の中でも
ブランド好きがいいから。」だそうで
とても美しい彼女は
お客さんとして来店した
有名な飲食店のチェーン店の社長を射止め
さっさと結婚致しました。
大学時代に交際していた
ハンサムでとても優しい彼氏とは
キッパリと縁をきり
お世辞にもハンサムとは言えないけれど
黄色のフェラーリに乗っていた
今のご主人を紹介された時には
その割り切りぶりにはびっくりした次第です。
また
OLをしながら彼氏も作らず
人付き合いもあまりせず
英語とスペイン語とフランス語を
必死に勉強して
20代後半に
イタリア人の実業家と結婚をして
現在はミラノで
悠々自適な生活を送っている女性がいたり。
私の歯科大時代の同級生で
「歯科大に入学したのは
歯医者と結婚するためだから
実習が出来なくてもいいの。
歯医者はしないから。」と公言して
６年間、同級生の彼氏に
実習を手伝ってもらい
国家試験に受かると
さっさとその同級生の彼には見切りをつけ
既に開業して成功している先輩と
結婚したっていうケースもあり。
今の時代は
必ずしも結婚をする事だけが
女性の幸せとは限りませんから
宜しいかと思うんですが
私の時代はまだ
「結婚適齢期」なんていう
今となると死語がございましたからね。
若い頃から
結婚は恋愛とは別物と割り切り
計画的にキッチリと動いて
成功した事例ってんですかね。
彼女達の手腕は
若いのに大したものだと思いますね、
今、考えてみるとね。
私なんぞは
行き当たりばったりで
恋愛しておりましたし
相手の経済状態も
彼女達程、真剣には考えておりませんで
どちらかと言うと
気持ち優先でございましたんで
今となっても
あくせく仕事をしておりますけどねー。
まぁそもそも
私は根がズボラでございますし
超マイペースでございますんで
配偶者と共に生活をして
世の奥様方が日常的にされている事が
出来ないというハンパ者でございますんでね。
うちの亭主とは
われ鍋にとじ蓋で
丁度いい身の丈にあった相手だと思っております。
30年前、
彼女達を羨んだ
独身組の女友達数人で
居酒屋で飲みながら
「どーせ、金目当ての結婚なんか
うまく行くわけないわよね〜っ！
すいませ〜ん！ウーロンハイおかわりっ！」なんて
陰口を叩いていた我々負け組。
しかし
勝ち組の彼女達は
今でもとても幸せな結婚生活を送っておられますね。
