アカデミー賞授賞式から数日が経ちました。
私はパワー・オブ・ザ・ドッグの
主演男優賞を受賞する程の
最高の演技をしておりましたけれども
ウィル・スミスが受賞致しました。
これ、実は授賞式前に
インプラントの姫野先生と
恒例の受賞予想のやり取りで
懸念しておりました。
案の定でございました。
さて
まだ話題になっている
ウィルスミスが
アカデミー賞授賞式で
「妻の事を侮辱された」という理由で
司会のクリス・ロックを平手打ちしちゃった事件。
映像がこれ。
奥様が脱毛症で悩んでおり
丸坊主にして出席したわけですが
確かにこれをクリス・ロックがそれをいじっちゃった。
「G.Iジェーン2を楽しみにしているよ。」と
奥さんに言った。
G.Iジェーンという映画は
1998年にデミ・ムーアが主演で
女性ながらに丸坊主にして海軍特殊部隊に入隊するという映画。
クリス・ロックという人は
アメリカでは東京ドームクラスのスタジアムを
満席にする程人気のあるコメディアン。
彼のコメディは大好きですが
おそらく奥様が脱毛症で悩んでいた事は
知らなかったんだと思います。
だからいじったのだと思います。
彼はとても頭のいい人ですからね。
まず、
叩かれた後、会場がドン引きしてシーンとなってしまった時に
「これはテレビ史上、最高の夜になったね。」とジョークを言って
会場を沸かせたクリス・ロックはあっぱれ。
では叩いたウィルスミスには
二つの側面があると思います。
公の立場から考えると
壇上に上がってクリスを叩いて
fuc******を連発するほど
頭にきたのであれば
退席しちゃった方が良かったかと。
しかし
妻の立場から考えると
頼もしい夫ですね。
丸坊主の事をクリスに言われて
奥様は露骨に嫌な顔をしておりましたから
夫の言動は
「キュン♪」となったと思います。
うちの夫ならどうするんでしょうか。
しないだろうぁ‥。
20年以上前の事。
夫と彼の後輩、25歳位の男性と
初めて飲んだ時の事。
私は30ちょっと。
その後輩の男性には
私は敬語で喋っていたんですが
こいつが非常に失礼なやつで
私の事をいちいち
「30を過ぎたおばさん」と連呼するんですな。
「おばさんはさぁ〜」と失礼極まりない。
私は相当ムカついたんですが
夫が苦笑いしながら
「おい、人のカミさんを
おばさん呼ばわりしないでくれよ。」と言った。
しかし夫がやんわり言ったものだから
25歳の「おばさんはさ〜」は
いっこうにおさまらかったので
私が立ち上がって
「テメェ〜!!」とブチギレた事がございました。
夫にはもう少し早めに
ブチギレて欲しかったですなぁ。
ウィルスミスの暴力騒動。
賛否両論あるようですが
「妻の立場」からするとアリかと思いました。