物議

数日前のYahoo!ニュースの

マリリンモンローの映画「ブロンド」が

アメリカで大バッシングにあっているという記事に

目が釘付け。

 

 

「ブロンド」は

今までの数あるモンロー映画とは

一線を画す内容だと思いました。

 

映画業界のセクハラ、中絶、虐待等

今までのモンロー映画では

表現されていなかった部分に

フォーカスしているのでね。ショックは受けますね。

 

そもそもがフィクションとされる

原作小説を元に制作されておりますね。

 

「完全なるデタラメな内容」という

批評なんかも目にしましたけど

 

私が思いますには

100%、デタラメではないと思っていて

 

当時の時代背景として

ハリウッドで役をもらうためには

映画業界の重鎮や監督と

肉体関係を持つのは当たり前という

悲しい歴史ですけれども事実でしたしね。

 

実際にモンローは

大富豪で映画界に顔がきくパトロンを見つけてから

(そういうパパ活の相手を英語でsugar daddyって言います。)

映画出演がどんどん決まりますね。

 

また母親が精神病院に入院して

里親を転々とするわけですけれども

虐待があったという事は

ご本人が発言されておられますね。

 

いずれに致しましても

賛否両論、物議をかもす内容の映画ではありますな。

 

因みに

マリリンモンローを演じた女優さんは

私が知る限りだと10人ちょっといると思うんですけど

 

今回のモンロー役を演じた

アナ・デ・アルマスは

他の役者さんに比べて

群を抜いて素晴らしい演技をしたんじゃないでしょうか。

 

アカデミー賞にノミネートされるレベルだと

思うんですけれども

作品の評判が悪いとなると

どうなるんでしょうか‥。

 

そもそも

モンローを演じるのは

不可能に近いと思っているんですね。

 

何故かと申しますと

彼女の美しさは完璧すぎて

もう人間のレベルではないらしいですよ。

 

もう30年程前の事になりますが

実際に彼女を見たという

日本人女性の話を

私はとある先生の食事会で

ご本人に伺った事がございます。

 

モンローがジョー・ディマジオと結婚して

日本に新婚旅行に来ましたよね。

 

滞在中

モンローは薬とお酒の過剰摂取で

深夜に東大病院に運ばれたらしい。

 

そこに看護師として立ち会ったのが

私にお話をしてくださった女性。

 

特に印象に残っているのが

モンローの肌だそうな。

 

「あれは神様が気まぐれで

ひとつだけ作った芸術作品よ。

あんな美しい肌を見たのは

先にも後にもモンローさんだけだったわね。」と

仰っておられました。

 

色々な角度から彼女を捉えた

ドキュメンタリー映画が沢山ございますので

そちらの方もお勧めです。