コーディネーター

2016-03-26 10.54.23

ロンドン旅行の準備で

ナショナルギャラリーの本を読んでいたのですが

 

学芸員のガイドがつくのなら

謙虚になって

『全然わからないので教えて下さい』という姿勢で行かないと

ダメだよ。

学芸員の人の知識ってすごいからね。

お前の浅知恵で余計な事を言えば、生意気だと思われるよ。」と

夫に指摘され

 

確かに…ごもっともでございます…と

せっかくAmazonで購入した本ですが

本棚の奥にしまい込んだ。

 

むしろこちらが「全然わからないので教えて下さいっ!

一生ついていきますっ!」という姿勢で

色々とご教授下さる際も

「へぇ〜。ほぉう〜。へぇ〜。ほぉう〜。」と

へーほーへーほーしている方がきれいですな。

場合によっては

メルアドなんかを交換出来るかもしれない…学芸員の方と♪

 

さて…現地のコーディネーターの方から連絡あり。

レストランの予約の件なのだそうだ。

 

私はとても面倒なクライアントかと思われ

 

具体的にここに行きたい!あそこに行きたい!という他に

「〜的な所」「〜な感じの所」という

阿吽の呼吸の亭主位しか

わからないであろう表現をする事があり

 

わかりやすい例で言うと

「アンティークな本が置いてある古本屋さんに行きたい。

それもドン・キホーテの初版本を取り扱っている様な。

そして本屋の主人はやや気難しい感じの古い英国紳士っぽい感じ…的な?

映画でキャスティングするとすれば、

アンソニー・ホプキンス…的な?」と、言う。

 

ドン・キホーテの初版本をお求めになりたいのですか?」と、聞かれたので

 

「いいえ!(きっぱりっ)

そんな感じのお店に行って写真を撮りたいだけです。」と、言い

 

この様な所でしょうか?という類のURLを送ってくださるも

全て却下。

 

映画の撮影ロケーションにこだわる

黒澤明巨匠気取りですな。

 

ファインダーにおさめたい…とか言いますしね。

(↑「写真を撮りたい」って言えばいいのに…アホか!)

 

本当にうんざりするでしょうなぁ…という程

細かくて意味不明な事ばかり言っているので

 

レストランをひとつ…予約するにも

コーディネーターの方は

その都度、確認してくださるわけです…が

 

例えば

「英国伝統料理を出す老舗レストラン」と希望すると

 

こちらのレストランと…

2016-03-31 15.51.00

 

こちらのレストランでは…

2016-03-31 15.51.42

 

どちらがよろしいでしょうか?と、聞かれても…

 

HPだけではわかんなぁ〜い…と、なるので

「その件に関しましてはお任せいたします。」と

返信をしておいた。

 

この類のレストランの他に

 

超庶民的地域密着型食堂で

割烹着と白の三角巾の似合う名物女将がいて、

例えば鯖の味噌煮が一皿100円で

サラリーマンの方々には大人気的食堂へ行きたい…と、頼んだら

 

どーもオシャレなカフェっぽいお店をセレクトをしてくるので

なんか違うんだよなぁ…と、全く決まらないので

これは自力で現地で探そうと思っております…。