ロンドン旅行の準備で
ナショナルギャラリーの本を読んでいたのですが
「学芸員のガイドがつくのなら
謙虚になって
『全然わからないので教えて下さい』という姿勢で行かないと
ダメだよ。
学芸員の人の知識ってすごいからね。
お前の浅知恵で余計な事を言えば、生意気だと思われるよ。」と
夫に指摘され
確かに…ごもっともでございます…と
せっかくAmazonで購入した本ですが
本棚の奥にしまい込んだ。
むしろこちらが「全然わからないので教えて下さいっ!
一生ついていきますっ!」という姿勢で
色々とご教授下さる際も
「へぇ〜。ほぉう〜。へぇ〜。ほぉう〜。」と
へーほーへーほーしている方がきれいですな。
場合によっては
メルアドなんかを交換出来るかもしれない…学芸員の方と♪
さて…現地のコーディネーターの方から連絡あり。
レストランの予約の件なのだそうだ。
私はとても面倒なクライアントかと思われ
具体的にここに行きたい!あそこに行きたい!という他に
「〜的な所」「〜な感じの所」という
阿吽の呼吸の亭主位しか
わからないであろう表現をする事があり
わかりやすい例で言うと
「アンティークな本が置いてある古本屋さんに行きたい。
それもドン・キホーテの初版本を取り扱っている様な。
そして本屋の主人はやや気難しい感じの古い英国紳士っぽい感じ…的な?
映画でキャスティングするとすれば、
アンソニー・ホプキンス…的な?」と、言う。
「ドン・キホーテの初版本をお求めになりたいのですか?」と、聞かれたので
「いいえ!(きっぱりっ)
そんな感じのお店に行って写真を撮りたいだけです。」と、言い
この様な所でしょうか?という類のURLを送ってくださるも
全て却下。
映画の撮影ロケーションにこだわる
黒澤明巨匠気取りですな。
ファインダーにおさめたい…とか言いますしね。
(↑「写真を撮りたい」って言えばいいのに…アホか!)
本当にうんざりするでしょうなぁ…という程
細かくて意味不明な事ばかり言っているので
レストランをひとつ…予約するにも
コーディネーターの方は
その都度、確認してくださるわけです…が
例えば
「英国伝統料理を出す老舗レストラン」と希望すると
こちらのレストランと…
こちらのレストランでは…
どちらがよろしいでしょうか?と、聞かれても…
HPだけではわかんなぁ〜い…と、なるので
「その件に関しましてはお任せいたします。」と
返信をしておいた。
この類のレストランの他に
超庶民的地域密着型食堂で
割烹着と白の三角巾の似合う名物女将がいて、
例えば鯖の味噌煮が一皿100円で
サラリーマンの方々には大人気的食堂へ行きたい…と、頼んだら
どーもオシャレなカフェっぽいお店をセレクトをしてくるので
なんか違うんだよなぁ…と、全く決まらないので
これは自力で現地で探そうと思っております…。