ロンドン2日目。
今回はまずナショナルギャラリーへ行きました。
学芸員の資格を持つ市川さんという男性に
ガイドをお願い致しました。
とても勉強になりましたですよ。
特にギリシャ神話にまつわる絵画の説明には
やれ、人間と神の子のハーフのヘラクレスだの
やれ、頭が牛で体が人間のミノタウロスだの
また、あれとこれが結婚してできた子供が何やらで…だの
メデューサ…「あ!それは知っています!
目を合わせると石になっっちゃう、って奴ですよね!」と、言って
「そうです!」と、褒められて
ちょっと嬉しがってみたり…と
とにかくメモを取るので必死でした。
ギリシャ神話というのはどーも苦手でしたから
「というかですねぇ…ギリシャ神話っていつ頃の話なんですか?」と
非常に初歩的な質問からですよ…やっぱり。
紀元前2600年前だそうで
市川さんの説明がとてもわかりやすくて、面白く
ギリシャ神話に興味を持ちました。
ギリシャ神話の入り口として
何を読めばいいですかねぇ…と、伺うと
彼が小学生の頃から読んでいるという
「星と伝説」という絵本を勧めて頂いたので
早速、Amazonで注文致しました。
市川さんとはとても気さくで
チャーミングな方で
とても意気投合致しましてですね、
連絡先を下さいました。
また彼の本業は
演劇やミュージカル等の演出家なんですけれども
日本ではプロデューサーとのやり取りが
ロンドンに比べるととてもやりにくいから
もう日本での仕事は減らそうかと思って…とか
彼は新婚1年目なんですけれども
(イギリスでは同性婚が合法化されている)
「彼が寂しがりやで…」なんていう
要するにおのろけを聞かされたりして
名作の絵画に囲まれて
まぁ、どちらかというと
どっちゃでもええ!という話を
聞かされたりも致しましたが
というか、むしろそれがとても贅沢な感じが致しまた…けど
これこそが人との出会いの醍醐味ですね。
非常に楽しかったです。
ナショナルギャラリーの隣の教会では
地下をレストランとして開放しているそうで
そちらでランチ。
現地の方でとても混んでおりました。
その後、ビッグベンを通り過ぎ
テムズ河の約30分程のポートクルーズで
川面からのロンドン名所を堪能致しました。
そしてロンドン塔へ。
ここも良かったなぁ…。
私はヘンリー8世以降は好きなんですけれども
やはり12〜3世紀から知っておかないとダメですね。
こちらでは別のガイドの方の説明を必死にメモ。
映画「ブーリン家の姉妹」でもございましたが
アン・ブーリンが処刑された場所もございました。
結局、かなりの過密スケジュールにしてしまったので
もう一度、しっかりと歴史を勉強して
ゆっくりと来たいと思いました。
明日はオックスフォードへ行ってまいります。