ソムリエ

私はワインは好きですけれども

あまり詳しくはないので

レストランで注文する時にはソムリエの方にお願いしちゃう事が多い。

 

ワインリストを見ながら

カップルで行くと女性のメニューにはお値段が記載されていない事がある)

「赤で…重めで…」と、言うのですけれども

 

よくわかんねぇんですけど

味が重い程、お値段も重く(?)なる傾向にある様なので

 

最後に

「お値段が”リーズナブルな”もの」というフレーズも必ず言う様にしています。

 

一度、ワインリストを見て”青ざめている夫”に気がつかずに

私がワインを注文して

お会計の時に伝票を見て

今度は私が青ざめた事があり

 

「リーズナブルな!!!」は必須事項となりました。

 

さて…

”リーズナブルな”ワインをオーダーすると

ソムリエの方がワインをチョイスして下さり

そのワインの説明を聞き

その後、テイスティングをして

本当は味なんぞは全然わからないけど

満足そうに頷いてみたりして

一連の儀式が終了するわけですな。

 

話はちょいと変わりますが…

うちのクリニックのスタッフからなる映画倶楽部。

 

毎朝、私はこのソムリエの様な事をしております。

 

スタッフが

「昨日のはメガヒット系でストーリーが軽かったんでぇ…

今日は少し重めのモノがいいですね。」とか

 

「ストーリーが重厚なモノを…」等、希望を言う。

 

映画ソムリエの私は

お客様(?)のニーズに応えるべく

 

瞬時に映画を1本ピックアップして

その映画の説明をする。

 

そして

YouTubeで予告編を観せる…これをスタッフは「テイスティング」と、言います。

 

そこで彼女達が納得すると

DVDを持ってかえって

それぞれの家で観る…というのが日課

 

最近では連中も相当映画に詳しくなってきておりますから

 

編集にこだわったモノや

役者の演技にこだわったモノ等

 

とにかく注文も多くなってきたので

ソムリエも大変ですが

 

翌日、彼女達が出勤してきた時に

嬉しそうに感想を言ってもらえると

「いい仕事(?)が出来たな…」なんて満足したり

 

反応がイマイチだったりすると

「選択ミスだったな…」と、反省したりして。

 

映画ソムリエもやり始めると

結構楽しいですな。