夫婦喧嘩

先日、夫婦喧嘩をいたしました。

 

夫婦喧嘩の仕方というのは

結婚の年数を重ねる毎に

だんだん変化いたしますね。

 

昔は

言い争ったり

物を投げたり

泣き叫んだり

家を飛び出してみたり

 

要するに

ダイナミックでございましたが

 

最近では、喧嘩に費やす

エネルギーと時間が

勿体無いと思うようになりました。

 

言い争いになりそうな雰囲気になると

「もう…やめましょう、この案件については。」と

事務的になり、互いにダンマリ…という感じです。

 

まぁ…その間の空気の重い事!!

 

ただ幸いなのは

翌日にはお互い、ケロッとしておりますから

なんだかんだと言いながらも

結婚生活を維持できているのでしょうか。

 

さて…先日の夫婦喧嘩について。

 

他愛もない会話をしていて

ふと亭主が

「しっかし、お前は『可愛げがない』なぁ…。」と、

言ったわけです。

 

可愛げがないぃ?!!!

 

よう…言うたな!!!

 

働き者、

如才ない、

料理上手い、

頭いい、

綺麗、(…え?)

年内にはスーパモデル並みの

スタイルになる予定(今年こそは!)、

 

こんな私に…

 

「可愛げがない」

 

よう言うた!!!!

 

左様でございますか。

 

可愛げがなくて悪ぅございました。

 

そこから私は貝の様になりまして

彼も気になってはいたのでしょうが

「行ってきます。」と、言って

仕事で都内に戻りました。

 

私は自分でも気がつかなかったのですが

「可愛げがない」というのが

自分の怒りの「地雷」だったようですな。

 

今回は翌日にはケロッと忘れて…というわけにはいかず

3日間は引きずりましたでしょうか。

 

ただ、考えみると

私は確かに可愛げがないですな。

 

新婚当初は

憧れていたフレーズである、

 

「主人に相談してみます…。」

 

というのを

いちいち言ってみたりしていた時期もございました。

 

また相談もしていた様に思います。

 

相手も相談をされれば、

「あぁ、自分は頼られているんだな。」と、

思えますからね。

 

しかし私は

もともと自分勝手に生きてきた人間でございますから

そんなん、続きませんね。

 

全部、事後報告になった。

 

「ええっ?!買ったのぉ?!!」

 

「そうよ。いいじゃん、自分で払うんだから。」

 

何か文句でもあるのか?という顔で

彼を見上げると

 

「まぁ…いいけど。」と、なる。

 

これは確かに可愛げはない。

 

もう少し可愛げのある女房になろうと

反省いたしました…3日間だけ。