ユーモアと好奇心

念のため

アイリス・アプフェルをご存じない方のためにこれを↓

 

 

 

彼女は

雑誌VOGUEあたりを見ていると

必ず出てきますし

 

ニューヨークファッションウィークの

ニュースをチェックしてみれば

ファッションショーのフロントロー

必ず鎮座しておられますし

 

ファッション系ドキュメンタリー映画にも

必ずと言っても過言ではない程

出演されておられますね。

 

彼女の手がける作品の卓越したセンスには

もう驚かされるばかりでございますが

 

このドキュメンタリー映画

とても素晴らしいものでございます。

 

iTunesで買って正解っ!でございました。

 

特に私は

94歳の彼女の人生観と

結婚生活が70年(!!!)近い夫婦のあり方に

とても感銘を受けました。

 

名言だなぁ…と、思ったのが

 

「人生に必要なのは

ユーモアと好奇心」と、言う彼女。

 

そんな彼女を100%理解して

サポートするご主人。

 

結婚して70年近く経った現在でも

仲が良く

互いを思いやるふとした仕草や言動が

とても素敵でございましたね。

 

日々精進の発展途上の我々夫婦ですが

こういう夫婦に仕上がりたいと

思わせられるお二人でございました。

 

例えばそれが夫でも妻でも友人でもパートナーでも

誰でもいいんですけれども

 

「自分のよき理解者」というのは

人生に不可欠だと思うんですよ。

 

私なんぞはアイリス夫婦の足元にも及びませんが

いつも心の片隅で

「まぁ…うちの亭主が理解してくれているからいいや。」と

思っている節があり

 

私の奇想天外な考えや奇行も

無条件に理解してくれて

応援してくれる亭主には

実は感謝しているわけでございまして

 

その分、好奇心旺盛な彼の

一番のサポーターにもなりたいとも思っており

 

こういった気持ちを

日常生活の中できちんと相手に伝えないといけないなぁ…と

思いました。

 

アイリス夫婦は70年経っても

相手への感謝の気持ちを

きちんと言葉に出しておりました。

 

我々なんぞは20年も満たないわけですから

相手に言わなきゃわかんねぇよなぁ…と。

 

ファッション、インテリアだけでなく

自分自身を一度立ち止まって

もう一度、見つめ直させられる映画でございます。

 

こういった素敵な出会いがありますから

やっぱり映画はやめられませんね。