アメリカの
性差別、性的虐待を伴う案件を得意とする
フェミニスト弁護士の
グロリア・オールレッド女史の事を知り
大ファンになってしまいました。
70才を過ぎた現在も
アクティブに活躍されている彼女ですが
彼女の思想は好き嫌いがあるかもしれませんが
その決断力と実行力には
ただただ脱帽すると共に
夢中になれるものがあると
女性はいくつになっても
これだけ輝けるのだなぁ…と
勇気を頂戴致しました。
1960〜70年代から
マスメディアに出て
女性の地位向上を訴え続けている彼女なわけですが
その苦労は並大抵のものでは
無かったと思います。
アメリカという国は
いわゆるステレオタイプな
アメリカ人というのが
申し上げ難いと申しますか
人種や宗教、住んでいるエリアによって
全く異なる方々が多いという印象。
ただ1つだけ言えるのは
欧州に比べると
非常に保守的と申しますか
男性優位の社会だと
個人的には思っております。
ですから当時の彼女に対するバッシングは
相当なものだったと思われ
その様な国で
女性やマイノリティの声を
代弁するというのは
かなりの勇気が必要だったと思われます。
アメリカの
男性優位社会というのは
映画からも垣間見る事ができますね。
80年代あたりから
女性が主人公で
男性をガンガンなぎ倒して
やっつけるという
スーパーウーマン的映画が
どんどん増えましたね。
アンジェリーナジョリーの
トゥームレイダー系ですね。
最近ではワンダーウーマンなんかもございますな。
綺麗な女優さんが
沈着冷静でめちゃくちゃ強いなんて
スゴイなぁ…時代も変わったなぁ…と
思っておりましたが
ハリウッド界で働く女性達に言わせると
あれこそが
性差別なんだそうだ。
露出度の高いコスチュームは
あくまでも男性が作った
男性向けの映画だという。
確かにそう言われてみると
シャーリーズセロンが主演の
アトミック・ブロンド(2017)では
スパイ扮するシャーリーズセロンが
もうびっくりするほど強いんですが
R15指定になる程の
濃厚な濡れ場のシーンがあり
「このシーンは必要なのかなぁ…」とも思いましたし
戦うのには圧倒的に不利な
ピンヒールは不自然な感じが致しました。
ただ如何せん
スーパーモデル級の彼女ですから
素敵ではございましたけれどもね。
話が随分と横道にそれましたな。
私はご存知の通り
オツムの程度が低うございますから
難しいことはわかりませんが
彼女のドキュメンタリー映画を見て
何事も諦めない、
念ずれば花開くんだなぁ…と
何だかとても元気を頂戴できました。