褒めちぎり?

ある知人とその高校2年生の娘さんと

喋っていた時に

 

その娘さんは将来、

看護師さんになりたいと言う。

 

「でも私は馬鹿だから

学校に受からないと思うんですよね。」と言うので

 

「そんな事ないよ。」と言うと

 

私の知人である彼女の父親が

 

「お前は無理だろ〜。

頭が悪いからな〜。」と

冗談交じりに言ったので

びっくりした事がございます。

 

自分の娘によう言うな!

そーゆーお前が

頭が悪いっ!と

少しイラッとした事がございます。

 

また別の知人が

自分の小学生の娘に

冗談っぽく

「あなたはブスだから」と言ってきた事を

「まずいですかねぇ」と、

後悔していた様なので

 

「あったり前ですっ!」と

激怒した事がございます。

 

私は無条件で

自分の事を信じて味方をしてくれるのは

親しかいないと思っておりまして

 

その親に

否定されたら

子供はどうすりゃいいんでしょうかねぇ。

 

日本人の美徳に

「謙遜」と言うのが

ございますね。

 

「お宅の娘さんは優秀ですね。」と

申し上げて

「いえいえ、とんでもございません。」

 

これは謙遜。

 

しかし

子供に対して

頭が悪い

馬鹿

ブス

無理

これは言っちゃいけないと思います。

 

私は親になった事はございませんが

子供歴は53年やっているのでね。

 

私の父はとにかく

私を褒めちぎって育ててくれまして

「お前は世界一頭がいいい」とか

「お前は世界一美人」等。

 

実際、私と夫の結納の席で

「私は子供が4人いますが

この子が一番頭がいいですし

気が利きますね。」と

自信満々に断言しており

 

これ他人様が聞くと

冷笑モノなんですが

言われ続けて育てられると

本当にそれを信じてしまい

 

何か困難な局面に遭遇した時も

「私なら何とか乗り切れるだろうなぁ」と

根拠のない自信が湧いてきて

困難に対応出来る様になりますし

 

何事に対してもプラス思考になりますね。

 

また

父が世界一美人だと言うわけだから

間違いないわけで

ギリギリ

ジェニファー・ロペス

いいとこ勝負だと思って育ってきて

 

まぁ、流石に最近は

これに関しましては

薄々、父親のミス発言に対する

後遺症かとは気づき始めております。

(↑薄々かいっ!)

 

はい…馬鹿に付ける

薬なしでございます。