おてつたび

ABEMAニュースを観てたら
「おてつたび」なるサイトの特集をやっていた。

地方の田舎で
旅館業や農業、漁業
様々な人手不足の業種に
短期間、短時間働いて賃金を貰い
ついでに空いた時間に
現地の観光も出来ちゃうという
マッチングサイトらしい。

雇用する側としては
変な人が来たらどうするのかしらんとか
仕事内容を短期間雇用にも関わらず
いちいち説明するのが
かえって大変なのでは?と
思いましたけれども

雇用主も雇用者も
レビュー評価されるので安心だし
仕事内容もマニュアル化されているらしい。

ひとり旅が趣味の私としては
非常に興味深い。

募集を見ていたら
興味深いのを発見。

「瀬戸内海での漁師のお仕事。
シラス漁船団。
7月15日〜8月11日」

これ、魅力あるぅ〜。

9件のレビューの評価も高い。

私は海が大好きだし
体質的に船酔いはしないし
漁師‥憧れるぅー。

とは思いましたが
無理だわな‥本業がありますんでね。
放り投げて漁に行くわけにはまいりませんからなぁ。

医院で
「あれ?先生は?」と、患者さん。

「あのぉ‥ちょっと‥。」と、受付の柴ちゃん

「先生の具合でも悪いの?」

「いや、悪くないんです。
むしろ良いんですよね‥。
絶好調だと‥思います‥。
シラス漁をして楽しそうですから‥。」

「はぁ?」

「申し訳ございません‥。」

というやり取りが
容易に想像できるので諦めました。

さて
この事は以前も書き込み致しましたが
コロナの少し前
ロンドンへひとり旅をした時に
パディントン駅近くの
家族経営の小さいイタリアンレストランで
夕食をとっている時の事

ホールを仕切っている兄妹の段取りが悪く
見るに見かねて
お皿を下げてテーブルを拭いたりして
ちょっと手伝ったら

「助かるよ。」と皆さんに喜ばれて
調子にのって
お客さんのオーダーを聞いたりして
結果的に
ディナーだけは3日間手伝いまして

常連客の方々にも
「そー、日本から来たんですよ。
亭主が忍者で私が芸者」というジョークがやけにウケて
結構、チップを頂きました。

夜はオーナーの家族達と
まかないを食べまして
日当は丁重にお断りいたしましたけど
とても楽しい経験でした。

それからは
ロンドンに行くと
必ずそちらのお宅にお邪魔していたんですが
コロナ禍で家賃が払えずに
お店は無くなってしまい

子供達はロンドンに残り
ご両親はイタリアに戻りました。

現在でも
特にマリアという23歳の娘さんとは
しょっちゅう連絡をとっております。

おてつたび、
お仕事体験も出来て
お金も稼げて
そしてそこには
素晴らしい出会いがあると思います。