アメリカの習慣で‥

アメリカの文化で
私は馴染めないだろうなぁという習慣がふたつあります。

ひとつはグリーティングカードのやり取り

そしてもうひとつは誕生日パーティ。

2017年に公開された映画
「ガールフレンドデー」からの一説によると
アメリカでのグリーティングカードの売り上げが
年間30億ドルらしい。

4000億円!

日本ではあまり馴染みのないカードですけれども
こんな感じのカードですね。

カードを開けると
気の利いた文言が入っている。

この文言を書く専門の会社もあるらしい。

例えば
「愛するチコへ。
君にこのカードを送れる僕は
世界一の幸せ者だよ。」なんつー感じのね。
(日本語だと小っ恥ずかしいなー!)

このカードは
バレンタインデー、クリスマス、
誕生日、結婚記念日、お見舞い等
その種類はハンパじゃない。

年賀状を書くのも億劫になり脱落したのに
相当量のカードのやり取りをする自信がない。

「五井さんちの奥さん、全く気が利かないわね。
非常識よねー」なんて言われるんだろうなぁ。

もうひとつの誕生日パーティですが

友人の誕生日ではなく
友人、ご近所さん、会社の同僚や上司‥の
”お子さんの”誕生日パーティへの参加。

1日に最低3本の映画を観る私が
かなりの高確率でこの場面に遭遇するので
実際にあるのでしょうね。

例えば
付き合っている彼氏の会社の上司の子供の誕生日パーティに
彼女が誘われるわけですよね。

彼女からしてみれば
接点がないわけですが
彼女はいそいそと参加して
見ず知らずのお子さんへプレゼントを持っていく。

超メガ級有名映画で言えば
ゴッドファーザーPart2の冒頭では
アルパチーノが演じる
マイケル・コルネオーレの長男のアンソニー
盛大な聖餐式のお祝い(誕生日会ではないですが)が
催されますよね。

幼いアンソニーですが
パパがなんと言ってもゴッドファーザーですから
関係者一同、全米から駆け付けるわけですね。

ネバダ州の上院議員まで夫婦で参加。

要は子供の誕生日会という名目の元の
お付き合いなんでしょうかねぇ。

友人の子供の誕生日パーティーなら
100歩譲ってアリとしても
会社の同僚、上司の子供の誕生日パーティを
片っ端から参加していたら
自分の休日が無くなってしまいますね。

私だったら参加しないなぁ。

そこでも
「五井さんの奥さん、またパーティに来なかったのよ。
非常識よねー」と言われるでしょうなぁ。

まぁ現在もどっちみち
非常識な鬼嫁をやらせてもらっていますのでね(苦笑。

映画からみた
どうしても馴染めないアメリカの習慣について
考察してみました。