キャンプ

朝の入浴から化粧まで

最近は落語ではなく

上沼恵美子のこころ晴天」というラジオを

YouTubeで聴いております。

 

ある男性が女性と出会い

3ヶ月で何となくの自然消滅で別れたという話があったわけです。

 

この男性

キャンプがお好きだそうで

暑い夏の初デートで

泊まりのキャンプに女性を連れて行ったらしい。

 

その夜

テントの中で

2人で寝袋で寝たわけですが

男性曰く

「何もなかったんですよ。」と、言う。

 

当たり前じゃいっ!!!!

 

最初のデートでキャンプはね。

どうなんでしょうか。

 

それが共通の趣味であればいいんですけどね。

 

まずヒールを履いていけない。

 

ヒールは女性のスタイルを2割程

良く見せてくれますからね。

 

キャンプ仕様の出立ちで行かなければならない。

 

そして

屋外ですから

汗もかくし

火をおこすから煙も出る。

蚊取り線香もたく。

 

要するに

身体がベトベトですよ。

 

そのままシャワーも浴びずに

テントの中で初夜を‥いやぁ〜無理っしょ!

 

この男性、センスがねぇな‥と思った。

 

キャンプは

お付き合いしてからある程度経ってからの方が

宜しいかと思います。

 

私はキャンプはあまり好きではないんですが

夫と結婚する前に

サバイバル的な命懸けのキャンプに付き合いました。

 

場所はニュージーランド

 

ヘリで飛ぶ事1時間程度。

 

山奥の川辺に下ろされました。

 

無人

 

因みに、一番近い民家に行くには

徒歩で2週間かかるらしい。

 

そこから川上に向かって

一週間程、釣りをしながら

登っていくわけですな。

山の頂上に着いたら

馬が待っていて

それに乗って

下山するというルート。

 

まぢかよ‥。

 

気が遠くなったけれども

私を動かした動機は「結婚っ!!!」

 

しかしながら

あれは本当にキツかったですな。

 

夫は2007年の

フライフィッシングのワールドカップ

優勝しておりますから

0センチ級のニジマス

面白い様に釣れるわけですな。

 

魚の下唇(って言うのかな)に

針が刺さるから

それを丁寧に外して

 

魚に「グッドラック!」とか言っちゃって

それをリリースするわけですな。

 

私はルアーで一日中やるも

一週間で釣れたのは3匹。

 

針を外そうにも

既に魚が針を飲み込んでしまっているので

内臓が出てしまって(涙

 

魚を川に返しても

既に死んでしまっていて

バッドラックでございました。

 

朝昼晩と

その都度火をおこし

夫が手際よく

食事の支度をしてくれましたけれども

 

トイレもないから茂みでして

もちろんシャワーもない。

 

日中の移動も

川上に登るにつれて

川幅は狭くなりますが

川の流れが激しくなり

濁流の中をロープで渡ったり

私の身長より高い岩を登ったりと

もう、ぐったりですよ、マジで。

 

今だったら

「冗談じゃないわよっ!

救助ヘリを呼んでちょーだいっ!」となりますが

 

「結婚」したいものだから

 

「大丈夫か?」と聞かれると

にっこり微笑んで

「うん!すごく楽しい♪」と

小首を傾げたものでございます。

 

因みに

その後入籍してからは

一度も”キャンプ”は行っておりません。