「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」という
ドキュメンタリー映画をiTunesで観た。
2007年にシカゴに住む青年が
大量の古い写真のネガをオークションで380ドルで落札。
そこには15万枚以上の作品が残されていたが
撮影したヴィヴィアン・マイヤーという女性は全くの無名。
現在は他界されています。
青年は写真のクオリティーの高さに驚き
ブログにアップしたところ大反響をよび
世界中で展覧会を開催する事になり
発売された写真集はアメリカで売り上げ1位の記録を出した。
ではヴィヴィアン・マイヤーという女性は
どんな人だったのか…。
何故、あれ程の才能を持ちながら
生涯、一度も作品を公にしなかったのか。
彼女の遺品や大量の写真を元に
青年は彼女の人生を紐解く旅を始めて
それをドキュメンタリーとして記録に残したのがこの映画ですね。
私はストリート写真は大好きなのですが
彼女の作品を見て鳥肌がたちました。
構図と着眼点がすごい。
↑役者のティム・ロスがお買い上げ
そしてこれがヴィヴィアン・マイヤーご本人。
首からかかっているローライフレックスという
ドイツ製のカメラに目が釘付け。
この類のカメラというのは
ファインダーを上から覗き込む姿勢で撮影しますから
被写体と目が合わないので
案外近寄って撮っても警戒されないのでは?と、思う。
ストリート写真家の私は(えぇっ?!!いつからぁ?!)
ドイツのとある街の怪しい界隈をうろついて
パチリ、パチリと写真を撮っていたら
「なんだお前はっ!撮るなっ!」と怒鳴られて
必死で逃げた事もあるので
このカメラ…欲しいなぁ…と。
(↑相変わらず安易)
今夜はカメラリサーチで忙しくなりそうです…ウフフ。