サンクチュアリと相撲道

土曜日にインプラントの姫野先生がいらして
彼とは仕事の後に
オフィスで一緒にお酒を飲むのが
慣わしとなっております。

彼は私の唯一の映画友達でございまして
お酒の席では殆どが映画の話。

さて今回、姫野先生が
「Netflixtのサンクチュアリ、ご覧になりました?」との事。

うーん、話題にはなっていますよね。
だけど、他に消化しないといけない映画が
沢山あるんですよねー。

すると姫野先生は
「あれはチコ先生、絶対に好きだと思いますよ。」と
ニヤリとした。

私は細かい演出や台詞や編集なんかも
素人ではございますが
非常に神経質でございまして
それを知っている先生が
あえてお勧めするって事は
相当なんかな‥と

早速観ました。

結論から申し上げると
朝まで8話を一気に観ちゃいました。

話としては
不良少年が相撲部屋に入り
成長していくという
いたってシンプルな話なんですが

ちょこちょこ笑えるし
結構泣けるし
面白かったです。

特筆すべき事は映像の美しさでしょうか。

映画監督の
マーティンスコセッシ的な
スローモーションの導入や
飛び散る汗や土俵の砂にフォーカスして撮影する等
映像と編集のクオリティの高さにびっくり。

2014年に放映された「セッション」という映画のワンシーンで
叩かれているドラムのシンバルに
水滴が沢山ついている場面がある。

そこをフォーカスする事で
叩いている人間の臨場感がとても出て
効果的な演出だなぁと印象に残っているんですけれども
それを思い出したりもした作品でした。

とにかく良作っ!

余談ですが
これを観ると相撲モードになりますので
同じNetflixに「相撲道」という
ドキュメンタリー映画がございます。

こちらもセットでご覧になる事をお勧めします。

 

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